ヘレナ・ヘルマン(Helena Hermann)の論文一覧:読んでいるうちに、自分の心まで少し説明できそうになる論文たち

ヘレナ・ヘルマン(Helena Hermann)の論文を読む女性
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ヘレナ・ヘルマン(Helena Hermann)のプロフィール

ヘレナ・ヘルマンさんは、スイスのチューリッヒ大学に関わる研究者で、医療倫理や意思決定能力、それから心の健康にまつわるテーマを研究している人です。チューリッヒ大学の情報では、少なくとも2019年から2021年ごろに医学部の担当講師として掲載されており、論文では同大学の「Institute of Biomedical Ethics and History of Medicine」に所属していました。

「人の心って、しんどい時にどう動くの?」
「そもそも人は、自分でちゃんと決められる状態なの?」
みたいな、なかなか重たくて大事な問いに、真正面から向き合っている研究者さんです。2014年や2015年、2016年、2020年の論文では、患者さんの意思決定能力の評価や、医師の価値観が判断にどう影響するか、といった医療倫理のかなり重要なテーマを扱っています。

しかも、それだけでは終わりません。近年は、セルフ・コンパッションや自己肯定感、日々のストレスとの関係にも名前が見られます。つまり、ざっくり言えば「人はどうやって苦しさの中で持ちこたえるのか」を、哲学っぽい問いと心理学っぽい問いの両方から見ているタイプの研究者さんです。研究の守備範囲が、まるで“心の救急外来”と“心の天気予報”を両方担当しているような感じですね。

阿部牧歌(管理人)
阿部牧歌(管理人)

1.『セルフ・コンパッションと全体的自己肯定感は、日々のポジティブ感情・ネガティブ感情、そしてストレスへの揺れやすさとどう結びつくのか:スマートフォン調査から見えてきたこと』トビアス・クリーガー、ヘレナ・ヘルマン、ヨハネス・ツィンマーマン、マルティン・グロッセ・ホルトフォルト(2015)

Krieger et al. (2015),『Associations of self-compassion and global self-esteem with positive and negative affect and stress reactivity in daily life: Findings from a smart phone study

「自分にやさしい人」と「自分を高く評価できる人」、毎日のしんどさに強いのはどっちでしょう。そんな気になる勝負を、スマホを使って14日間の生活の中で追いかけた論文です。読んでいくと、気分の波やストレスへの反応に、心の持ち方がじわっと効いているのが見えてきます。あなたの“いつもの落ち込み方”にも、小さなヒントをくれる一本です。

阿部牧歌(管理人)
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この論文の要約を読む
【論文要約】自分にやさしい人は、なぜ少し崩れにくいのか? セルフ・コンパッション研究が明かした心のしくみ
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