心理学の論文・著者検索「と」:とりあえず覗いたつもりが、心の奥まで案内してくる研究者たち
「と」から始まる心理学の論文著者一覧
心理学における「と」とは?
心理学における「と」は、もしかすると「とりあえず」の「と」かもしれません。
「とりあえず、ちょっとだけ人の心を知ってみようかな」
「とりあえず、このモヤモヤの正体を調べてみようかな」
「とりあえず、あの人の言葉に傷ついた理由を考えてみようかな」
そんな軽い気持ちで心理学をのぞいてみると、気づけば心の奥のほうまで案内されていることがあります。まるで、近所の商店街を散歩していたはずなのに、いつの間にか人生相談所の奥座敷に通されて、お茶まで出されているような感じです。
心理学は、決してむずかしい言葉を並べて人を煙に巻く学問ではありません。むしろ、「どうして人は落ち込むのか」「なぜ誰かに認められたいのか」「どうすれば少しだけ生きやすくなるのか」といった、私たちの日常に転がっている小さな疑問を、そっと拾い上げる学問です。
このページでは、「アドラーの昼寝」に収録している人物のうち、名前が「と」から始まる研究者を紹介しています。
「と」から始まる研究者たちは、心のトビラを少しずつ開けてくれる案内人のような存在です。ときには、ストレスのしくみを教えてくれたり、ときには、人間関係のこじれをほどくヒントをくれたり、ときには、「あれ、自分って思ったより頑張っていたのかも」と気づかせてくれたりします。
最初は「とりあえず」で大丈夫です。立派な目的がなくても、専門知識がなくても、心理学の入口には入れます。むしろ、その「とりあえず覗いてみようかな」という気持ちこそ、心を知る旅のはじまりです。
このページをたどりながら、研究者たちの名前の向こうにある、人間らしい悩みや発見に触れてみてください。心理学は、遠い研究室だけのものではありません。今日のため息に小さな名前をつけ、明日の自分を少しやさしく扱うための、心の地図のようなものです。

アメリカ
- トーマス・A・ウィルズ(Thomas A. Wills):「人はストレスにどう押しつぶされずにすむのか」を、社会的支援や対処行動の面から研究してきた心理学者
- トム・カマーク(Tom Kamarck):アメリカの心理学者で、現在は ピッツバーグ大学 心理学部の教授
カナダ
- ドロシア・ロス(Dorothea Ross):子どもが「人を見て学ぶ」という心の仕組みを研究した心理学者
スイス
- トビアス・クリーガー(Tobias Krieger):「心がしんどいとき、人はどうすれば少し楽になれるのか」を、研究と実践の両方から追いかけている心理学者
国籍不明
- ドヴォリ・サルク(Dvori Saluk):人はちゃんと話を聞いてもらえるだけで、心の傷が少しふさがるのでは?」というテーマを、まじめに、でもかなり人間くさく追いかけている研究者