J・ブラッドリー・レイトン(J. Bradley Layton)の論文一覧:人とのつながりが、命にまで関わるなんて聞いてませんけど?を本気で調べた論文たち

J・ブラッドリー・レイトン(J. Bradley Layton)の論文を読む女性
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J・ブラッドリー・レイトン(J. Bradley Layton)のプロフィール

J・ブラッドリー・レイトンさんは、「人の健康や病気を、感覚ではなくデータでじっくり見にいく人」です。2010年の有名な論文では、「人とのつながりが、実は寿命にも関わるのでは?」という、ちょっと大きめの問いに参加していて、「人間関係って気持ちの話だけじゃなかったのか……」と読者を静かにびっくりさせてくれる研究者の一人です。

経歴を見ると、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で疫学を学び、2012年に博士号を取得しています。疫学というのは、ざっくり言えば「どんな病気が、どんな人に、どう起こりやすいのか」を大きな集団データから読み解く学問です。つまりレイトンさんは、「なんとなくそう思う」を、「いや、数字で見てみましょうか」に変えるタイプの研究者なんですね。

現在は、健康や医療に関する研究を行う組織で上級の疫学研究者として活動しながら、ノースカロライナ大学では疫学分野の准教授相当の立場も務めています。さらに公開されている研究者情報では、疫学部門の責任者として紹介されている情報もあり、研究の前線で手を動かすだけでなく、全体を見渡す役割も担っているようです。

研究テーマはかなり幅広くて、初期のころに関わった「人とのつながりと寿命」のようなテーマだけでなく、その後は薬の安全性や神経の病気、免疫に関わる医療データの研究などにも取り組んでいます。なので、「人間関係の研究者」というよりは、「健康に関わる大事な問題を、きちんと数字で確かめる研究者」と言ったほうがしっくりきます。

ひとことで言うと、

「人付き合いって、まあ大事だよね」で終わらせない人。
「それは本当に健康に関係あるのですか?」と一歩踏みこんで、
「では大量のデータで見てみましょう」と机に資料を積み上げる人。
それが、J・ブラッドリー・レイトンさんです。

参考文献・確認先:UNC Gillings School of Global Public Health:J. Bradley Layton 公式プロフィール / RTI Health Solutions:Bradley Layton プロフィール / Google Scholar:J. Bradley Layton 論文・引用情報 / PubMed:J. Bradley Layton 関連論文

阿部牧歌(管理人)
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1.『人とのつながりは寿命を左右するのか?-社会的関係と死亡リスクをめぐるメタ分析レビュー』ジュリアン・ホルト=ランスタッド、ティモシー・B・スミス、J・ブラッドリー・レイトン(2010)

Holt-Lunstad, Julianne, Smith, Timothy B., & Layton, J. Bradley. (2010). Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review. PLOS Medicine, 7(7), e1000316. DOI: 10.1371/journal.pmed.1000316

「人づきあいって、心の話でしょ?」と思っていたら、この論文が静かに首を振ります。148本の研究、約30万人分のデータをまとめて見たところ、人とのつながりがしっかりある人ほど、生きのびる力も強い傾向があったのです。しかもその影響、かなり本気。友情や家族関係を“気休め”で終わらせず、“健康の土台かもしれませんね”と数字で迫ってくる一篇です。読んだあと、誰かに連絡したくなる論文です。

阿部牧歌(管理人)
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この論文の要約を読む
【心理学論文】なぜ人とのつながりは命にまで影響するのか? 研究が示した3つのポイント
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